ポステコグルー監督「何よりも日本人選手の獲得を望んだ」 日本代表にも興味「いつか指揮したい」

2023年07月03日 17:52

サッカー

ポステコグルー監督「何よりも日本人選手の獲得を望んだ」 日本代表にも興味「いつか指揮したい」
セルティックをリーグ連覇を含め国内3冠に導いたポステコグルー監督(ロイター)
 スコットランド1部でセルティックを国内3冠に導いたアンジェ・ポステコグルー監督(57)が1日深夜放送のテレビ東京「FOOT×BRAIN」(土曜深夜0・25)に出演。将来的な日本代表監督就任へ言及する場面があった。
 番組ではMCの俳優・勝村政信がスコットランドへと渡り、セルティック“全面協力”のもと5月末に現地取材した様子を公開。クラブの練習場でポステコグルー監督に独占インタビューを行った。

 ポステコグルー監督は、オーストラリア代表を率いた15年のアジア杯で優勝。18年に横浜の指揮官に就任し、志向する攻撃サッカーが浸透した翌19年にはJ1制覇を果たした。21年からはセルティックを率い、日本代表FW古橋亨梧、同MF旗手怜央ら多くの日本人選手を獲得。手腕を発揮し、今季もリーグ連覇を含む3冠を達成。新シーズンからは“世界最高峰”イングランド・プレミアリーグのトットナムを率いることが決まった(※取材時の5月25日時点では未発表)。

 冒頭、日本語で「おはようございます」とあいさつ。インタビュアーの勝村とガッチリ握手を交わすと「良いシーズンでした。去年は2冠でしたが、今年は“より良くより強くもう一度帰ってこよう!”というチャレンジがありました。選手たちは素晴らしい動きをしてくれました」とコメント。勝村から「監督就任後にどのような風にチームを変えたのか?」と問われると、「私が来た時クラブは良いシーズンを過ごせませんでした。そして多くのプレーヤーが去っていきました。だからこそサポーターをワクワクさせるような選手を呼んで、成功するチーム作りという挑戦がありました。その結果、選手、スタッフ、サポーター、全員がグループとしてまとまり皆をワクワクさせるようなサッカーチームを作り出すことができました」と答えた。

 さらに「日本選手をたくさん連れてきてくれたのはなぜですか?」と聞かれると、ポステコグルー監督は「Jリーグを経験して日本の選手たちがとても良いと思ってからです。そして当時はヨーロッパの多くのチームがJリーグに注目していなかっただけでなく、私には監督をしていたという利点もありました。古橋亨梧、前田大然、旗手怜央を間近で見てきて、素晴らしいサッカー選手であり、とても良いキャラクターであることも分かってました。彼らを連れてくれば有利になりインパクトを与えられる。素晴らしい成功をするという自信がありました。だからこそ私は何よりも日本人選手の獲得を望んだのです」と説明。

 日本人選手の能力の高さをアピールすると、最後に勝村が「日本代表監督に興味があったりします?」と質問。これにポステコグルー監督は「いつか日本代表を指揮したいとは思います。私は現状を楽しめていますが、サッカーはどこで何が起こるかわからないですからね」と笑顔で返答した。

おすすめテーマ

2023年07月03日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム