バルセロナ“過剰戦力”となったCB陣で生き残るのは…悩める現状をスペイン紙が報じる
2023年07月14日 18:10
サッカー
6人については「アラウホ、クリステンセン、イニゴ・マルティネスについては疑いの余地はない。ウルグアイ人はシャビ監督にとって最も大事なピースで、デンマーク人も昨季の活躍で能力を示した。それにバスク人(マルティネス)はまだチームに来たばかりだ」と、上記3人のチーム残留に“太鼓判”を押した。
主力のDFクンデには「能力に疑いの余地はないが、移籍しないとは言い切れない」と含み。昨季は右サイドバック(SB)としてプレーすることの多かったクンデが新シーズンではCBでのプレーを熱望していることに触れ、チームの右SB事情として「クラブはDFカンセロ(マンチェスターC)を獲得候補の筆頭として、スペシャリストを探しているが、今のところこのポジションにはMFセルジ・ロベルトと米国代表DFデスト、メキシコ代表DFユリアン・アラウホ(バルセロナB)しかいない」と説明。そのため「もし今日から公式戦が始まるとしたらクンデは右SBとして起用されるだろう」とし、クラブへの“不満”を募らせる危険性を指摘した。
さらにDFラングレについては「クラブは明確に売却したがっているが、トットナムとの交渉は行き詰っている。バルセロナは移籍金1500万ドル(約20億7000万円)を要求しているが、トットナムが提示した移籍金はそれよりもずっと低いものだった」と報道。移籍へ向け交渉が難航しそうな状況を説明した。
残るDFエリック・ガルシアについては「クンデが主力CBとしてプレーした場合、彼はチーム5番目のCBとなる。DFマルコス・アロンソやMFフレンキー・デヨングがCBとして機能することや、DFシャディ・リヤドのような選手が下部組織から伸びてくることを考慮すると、期限付き移籍を検討するのが上策だろう」と、チームに残留しても厳しい立場に置かれる可能性があると案じていた。
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