横浜 今季最多4万超のBIG神奈川ダービーで惜敗 試合後にはブーイングも喜田主将「伝わっている」

2023年07月15日 22:58

サッカー

横浜 今季最多4万超のBIG神奈川ダービーで惜敗 試合後にはブーイングも喜田主将「伝わっている」
<横浜・川崎F>ガックリの横浜イレブン(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1リーグ第21節   日産スタジアム ( 2023年7月15日    横浜0―1川崎F )】 横浜F・マリノスは今季最多4万2772人の観衆が詰めかけた川崎Fとの「BIG神奈川ダービー」で0―1で競り負け、今季ホーム10試合目で初黒星を喫した。
 後半38分に左サイドバック(SB)のDF永戸が負傷交代して本職のSBが不在となり、ボランチのMF喜田が志願して左SBでプレー。後半49分の決勝点はその左サイドを崩され、マスカット監督は「今季初めてホームで負けてしまって悔しい。パフォーマンス的には凄くいい形でチャンスもたくさんつくっていた。決定機を多くつくれたが、決めきれず。残り15~20分は難しい状況になってしまった。いつもと違うポジションで使わざるを得ずに難しかった。最後の最後での失点は悔しい」と肩を落とした。

 試合後には観客席にあいさつに訪れたイレブンがサポーターからブーイングを受ける場面もあった。主将のMF喜田は「まずはこれだけの雰囲気をつくってくれたみなさんに本当に感謝しています」と切り出し「みなさんが一番望む結果を届けられなかったのは本当に申し訳なく思っています。最後のブーイングの意味も、その後のチャントの意味も自分たちには伝わっている。悔しい結果ではありますけど、チャンスもつくれずに手も足も出なかったという敗戦では絶対にない。結果が全ての世界ではあるけど、それだけになってしまうのはチームの成長を止めてしまう。“これをも力強く乗り越えてやるぞと”いう気持ちが大事になってくる」と振り返った。

 試合後には12日の天皇杯3回戦の町田戦で負傷したDF小池裕が右膝前十字靭帯断裂と診断されて14日に神奈川県内の病院で手術を受け、全治8カ月の見込みと発表。チームは首位を走るが、連覇に向けて試練が訪れた。

 ▼GK一森 (決勝点は)あの時間帯に失点したのはGKとして責任を感じています。(PKを与えた場面は)自分が引っかけて与えたPKだったので、あれを防げるキーパーになりたい。(家長のPK阻止は)先に動いたら駄目だと思って我慢して飛んだ。(本職のサイドバックが不在となった影響については)カツ(永戸)がいなくなってキー坊(喜田)が入ってくれたけど、責任を持って“俺が行く”と。やらされると後手を踏んだりするけど、しっかり主将として戦ってくれたのでそこは問題なかった。

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