女子W杯に向けたアイルランド―コロンビア戦が前半途中で異例の打ち切り 激しい肉弾戦で主軸負傷

2023年07月15日 19:48

サッカー

 20日に開幕するサッカーの女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会に向けて14日にオーストラリアのブリスベンで行われたアイルランドとコロンビアの強化試合が前半途中で打ち切られた。
 オーストラリアのブリスベンで非公開で行われたが、激しいタックルを受けた主軸のMFオサリバンがすねを負傷したアイルランド側が審判やコロンビア側と協議。前半20分で試合が打ち切られ、アイルランドは通常の練習に切り替えて20日に行われるオーストラリアとの初戦に向けて調整したという。

 アイルランド側は声明で「試合が過度にフィジカルなものになった」と説明。打ち切られるまでにコロンビア側にはイエローカードが2枚出され、オサリバンが病院への搬送が必要な状況になった。アイランドにとっては開幕に向けた最後の試合で重要な意味を持つ実戦調整だったが、ヒートアップした状況で試合を続けて大会に影響が出るのを避けるため、異例の打ち切りとなったようだ。

 コロンビア側は「代表チームの準備や練習は試合の規則、健全な大会、フェアプレーなどの枠組みの中で行われている。(打ち切りを要請した)相手の判断を尊重する」と反応した。病院で検査を受けたオサリバンは骨折など最悪の事態は免れたものの、患部をプロテクターで固定して松葉づえを使用し、開幕戦出場は微妙とみられている。

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