川崎F 首位・横浜撃破で鬼木監督「本当に選手に感謝したい」暫定6位浮上

2023年07月15日 23:00

サッカー

川崎F 首位・横浜撃破で鬼木監督「本当に選手に感謝したい」暫定6位浮上
<横浜・川崎F>後半、ゴールを決める川崎F・車屋(右)(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1リーグ   川崎F1―0横浜 ( 2023年7月15日    日産ス )】 川崎Fが首位の横浜を1―0で下し、暫定6位に浮上した。
 最終盤に劇的な決勝点が決まった。後半アディショナルタイム、DF大南の右の深い位置からの折り返しをDF車屋が体ごとゴールに突っ込み、値千金の白星を手にした。

 鬼木監督は「どちらに転んでもおかしくないようなゲームだったが、“本当に気持ちの勝負だ”というところで送り出した中で言うと、最後のあの時間帯のあのパワーは非常に頼もしかった。スタートの選手、サブの選手、それぞれが本当にいい役割をしていい勝利を収めてくれた。本当に選手に感謝したい」とイレブンをたたえた。

 前節終了時点で、1試合消化が少ない状況ながら横浜とは勝ち点15差。試合前には「ここを勝てば一気に情勢は変わってくる。ただ負ければ、数字上は優勝の可能性は残っているだけで厳しくなる。そういう覚悟を持って挑まなきゃいけない」とハッパをかけた。前日にはGK鄭成龍(チョン・ソンリョン)にアクシデントが発生し、当日朝まで様子を見たが起用を断念。代わりに先発で送り出した上福元は、前半3分にFWエウベルのシュートをパンチングで弾き出したのを皮切りに安定したセービングを披露した

 交代策も実った。0―0の後半38分にDF大南とDF佐々木を投入し、布陣を3バックに変更。「3枚イコール守備ではなくて、3枚でより攻撃的にと思っていた。そういう意味で言うと非常にいい働きを全員がしてくれた。攻撃でも守備でもアグレッシブだった」とうなずいた。攻め続けた結果が、執念の白星となった。

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