なでしこと女子W杯初戦で対戦、ザンビア代表にまたも“疑惑”浮上…2年間の給与未払い問題を英紙報じる
2023年07月21日 16:38
サッカー
さらに今度は“給与未払い問題”が浮上。ガーディアン紙は「チーム関係者によると女子ザンビア代表のほとんどの選手がほぼ2年間“無給”の状態でW杯に参加。21年8月の東京五輪から帰国後、試合の対価や最大100日間のトレーニングの支払いをまだ受け取ってないという」と報道。「ザンビアの選手たちは給与未払いに抗議し、今月ドイツで行われた親善試合前の練習を2日間にわたりボイコット。それでもFWバンダの決勝点でドイツを撃破した」と続けた。
加えて同紙はW杯本大会に向け選手のモチベーションが下がっていると指摘。「ニュージーランドのベースキャンプに到着して以来、選手たちは練習や試合前に行うザンビア伝統の儀式を拒否するなど、選手とザンビアサッカー協会の溝が深まっている」と説明した。
なお、この“給与未払い問題”についてザンビアサッカー協会はガーディアン紙の取材に対し、ノーコメントだったもよう。他にも同紙は国際サッカー連盟(FIFA)に対しムワペ監督の“疑惑”について問い合わせたようだが、広報担当者からは「(ムワペ監督への)告発は認識しており、ザンビアサッカー協会とも連絡を取っているが調査についてはコメント出来ない」と返答されたという。