久保パリ五輪出場を熱望 東京4位の雪辱へ…U22大岩監督が独白、サッカー競技開幕まであと1年

2023年07月24日 02:00

サッカー

久保パリ五輪出場を熱望 東京4位の雪辱へ…U22大岩監督が独白、サッカー競技開幕まであと1年
21年、東京五輪3位決定戦でメキシコに敗れ号泣する久保
 パリ五輪出場を目指すサッカー男子U―22日本代表の大岩剛監督(51)が、24年7月24日のサッカー競技開幕の1年前の節目に取材に応じた。五輪はW杯とは異なり、選手の招集に強制力がなく、ベストメンバーで臨めるかが不透明。その中でRソシエダードの日本代表MF久保建英(22)が代表入りを熱望していることを明かした。
 22年3月のチーム立ち上げから約1年半。大岩監督はパリ五輪まで1年を迎えた心境をこう語る。

 「あっという間にここまできた。ひと言で言えば順調に来ている。選手の招集の件も国際Aマッチウイーク(IW)外なので、今後もいろんなことに対応していかないといけない」

 パリ五輪の予選を兼ねるU―23アジア杯予選(バーレーン)が9月に開幕。勝ち抜けば来年4月開幕のU―23アジア杯(カタール)に駒を進める。IW外でベストメンバーを組むのは難しい。

 「招集できる選手、できない選手がいた中で、チームの原則は選手に対して変わらず訴えてきている。どの選手が来てもやれるようなチームづくりをしてきたつもり」

 その中で東京五輪に出場し、6戦3得点と活躍した久保の存在はこの世代でも大きい。

 「この年代を引っ張っていく存在だし、このチームで活動する機会があるとすればそういう存在であってほしい。ただこれはA代表、所属チームの状況にもよる。建英自身としては“行きたい”と言っているので、あとはクラブが行かせてくれるか。招集できることになれば我々もうれしい」

 久保は昨季Rソシエダードで9得点、A代表でも6月のエルサルバドル戦でゴールを決めるなど結果を残している。

 「建英が凄いのは、自分に慢心がない。日本では“久保、すげー”と言われているけど、本人は足元を見ている。自分のチームでポジションを獲らないといけない、厳しい世界にいることをこっちが認識させられる」

 東京五輪では3位決定戦でメキシコに1―3で敗れたが、4強入りを果たした。パリ五輪の目標はメダル獲得だ。

 「東京五輪以上の成績は当然求められると思う。メダルを獲るという期待に応えたい。選手には我々のロードマップを見せる上で、“それ(メダル)はターゲットだよ”と話している」

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