J2町田DF深津康太がJ3岩手に完全移籍「町田でやってきたことに後悔はない」JFL時代知る最古参

2023年07月27日 12:58

サッカー

J2町田DF深津康太がJ3岩手に完全移籍「町田でやってきたことに後悔はない」JFL時代知る最古参
J2町田からJ3岩手へ完全移籍するDF深津康太 Photo By スポニチ
 J2町田DF深津康太(38)がJ3岩手に完全移籍することが27日、両クラブから発表された。
 千葉県出身の深津は名古屋や岐阜などを経て、2009年に当時JFLの町田に加入。一度は退団も13年に復帰し、クラブのJ3、J2昇格に貢献した。現在首位でJ1初昇格に近づいているクラブのJFL時代を知る唯一の選手だったが、今季リーグ戦は全て途中出場で5試合のみと出番が少なくなっていた。今月12日の天皇杯3回戦でキャプテンマークを巻いてフル出場し、J1首位の横浜を4―1で撃破したのが、町田での最後の公式戦となった。

 深津は両クラブを通じてコメントした。町田を通じては「僕のサッカー人生最後の夢は、町田でユニホームを脱ぐことでした。そのために愛情と情熱を持って、後悔のないよう日々プレーしてきました。今シーズン、J1昇格をかけて大改革と大躍進の町田で、シーズン終了まで、また来年以降もチームに貢献したかった気持ちと、選手としてまだまだプレーしたい気持ちとの葛藤でとても悩みましたが、常にチャレンジしてきた僕のサッカー人生、選手として必要としてくれている盛岡さんで、またチャレンジしようと決めました」と決断の理由を説明した。

 さらにJFL時代を振り返り「太陽光発電の営業をしながらの選手活動など苦労もたくさんあったけれど、芝生席だったところには立派なバックスタンドができ、とうとう完成したクラブハウスを目の当たりにした時は、たくさんの方々のご尽力や先人たちの思いから、とても感慨深いものがありました」と回顧。

 「もう一度J1の景色が見たい、町田で全てのカテゴリーを経験したい、その思いは叶いませんでしたが、町田でやってきたことに僕は全く後悔はありません」と言い切った。

 新天地となる岩手を通じては「祖父と祖母が生活をし、愛した土地でサッカーができる事に感謝しています!強い覚悟を持ちJ2昇格に向けて僕の全てをささげます!」と決意表明した。

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