【女子W杯】16強敗退もジャマイカ快進撃が話題「まるでクール・ランニング」 “レゲエの神様”娘も称賛

2023年08月09日 21:18

サッカー

【女子W杯】16強敗退もジャマイカ快進撃が話題「まるでクール・ランニング」 “レゲエの神様”娘も称賛
女子W杯史上初の決勝トーナメント進出を決め喜ぶジャマイカ代表イレブン。ブラジルを1次L敗退に追い込み、世界に衝撃を与えた(ロイター)
 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会で“世界を沸かせた”FIFAランク43位ジャマイカは決勝1回戦で散ることになったが、ネットからは称賛の声が続々。「レゲエの神様」ボブ・マーリーさん(享年36歳)の娘として知られる歌手のセデラ・マーリー(55)も自身の公式インスタグラムで「私はレゲエ・ガールズの功績を誇りに思ってます」と労いの言葉をかけた。
 セデラはサッカー好きとして有名な父親の影響を受けており、かつて米CNN(電子版)のインタビューで「もし自分が歌手になっていなかったらサッカー選手になっていただろう」とコメント。自身もサッカー好きであることを明言し、08年にジャマイカサッカー協会が資金不足の影響により女子代表の活動休止が決まると、積極的に募金活動に参加。その後も度々資金難から女子代表チームの活動休止危機を迎えると、ボブ・マーリー財団を通じてスポンサー集めに尽力。19年フランス大会で祖国のW杯初出場に貢献した。

 現在もセデラからの“支援”を受ける代表チーム(愛称レゲエ・ガールズ)は、フランスやブラジルといった強豪国と同居した1次リーグを無敗(1勝2分け)で突破。史上初の決勝トーナメント進出という快挙を達成。最終節ではブラジルと引き分け、1次リーグ敗退に追い込むという快進撃を続けた。

 決勝トーナメント初戦ではコロンビアに0―1で敗れるも、セデラは自身のSNSで「レゲエ・ガールズよよく戦った。また会う日まで。私たちはあなたたちの残した功績を誇りに思っています。歴史を作ることは簡単ではないし、この快挙を決して忘れないでしょう」とコメント。代表選手たちを労った。

 ジャマイカは16強で敗退となってしまったが、ネットからも「よくやったレゲエガールズ」「レゲエガールズおめでとう。あなたは私たちを誇りです」「絶対に諦めないで。チームとスタッフへの尊敬しかない」「ボブ・マーリーの国の女の子たちが23年W杯でショーを披露してくれた」「彼らは私たちに勇気を与えた!レゲエ・ガールズを誇りに思う!彼女らは世界に衝撃を与えた」「まるでクール・ランニング(映画)を見ているようだった」する声が多く上がった。

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