J2群馬から加入の新潟・長倉 本拠地デビューへ猛アピール「チームに溶け込む動きがしたい」

2023年08月09日 04:45

サッカー

J2群馬から加入の新潟・長倉 本拠地デビューへ猛アピール「チームに溶け込む動きがしたい」
湘南戦での新潟デビューを目指す長倉 Photo By スポニチ
 J1新潟はオフ明けの8日、聖籠町のアルビレッジで12日の湘南戦に向けた練習を開始した。7月27日にJ2群馬から完全移籍加入したFW長倉幹樹(23)は、加入から約2週間が経過。徐々にチームの動きにもなじみ始めたゴールハンターは、湘南戦での新潟デビューに向けて猛アピールを続けている。
 気温35度を超える猛暑日にも関わらず、長倉はクールな表情で黙々とゴール前での動きを続けていた。6人対6人のミニゲームではボールを受けると迷わず右足を振り抜いてゴールを決めるなど、好調ぶりをアピール。「新潟は思ったよりも暑いけど、ここまでケガなくやれている。早く新潟のサッカーに慣れて試合に出たい」と加入から2週間が経過し新潟デビューの日を心待ちにしている。

 2日の天皇杯町田戦、5日のリーグ名古屋戦と関東遠征が続いた間、長倉はメンバーに入らず聖籠町のアルビレッジで居残り練習に励んでいた。「まだ、自分はチームに入れていない感じがあるので新潟のサッカーを理解しないといけない」。浦和ユース時代の同期であるMFシマブクから動き方を教わりながら、自分なりにFWとしてのイメージを膨らませた。「前線の選手は流動的に動いているので、自分も周りを見ながら流動的に動かないといけないし、もっと味方と合わせられるようにプレーしないといけない」と周りの選手の特長をインプットしながらゴール前での動きに磨きをかけている。

 松橋監督からは「タイミング良く落ちる動きを意識してほしい」とアドバイスされたという。「そういった部分は意識的にやれるようにしたい」と前線での駆け引きに力を入れている。指揮官はここまでの長倉のプレーに対し「スピードがあるし、今までの新潟の選手にない驚くようなプレーもある。リズム感や感覚の違いを発揮して、自分の良さを早く見つけ出してほしい」と期待を寄せている。「自分の良さを出しながらチームに溶け込む動きがしたい」。長倉がデビューに向けて牙を研いでいる。

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