神戸・大迫「いっぱい練習してきた」自身初の直接FK弾 後半負傷交代も軽傷を強調

2023年08月13日 06:00

サッカー

神戸・大迫「いっぱい練習してきた」自身初の直接FK弾 後半負傷交代も軽傷を強調
<川崎F・神戸>前半、FKを決めた大迫(右)(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1第23節   神戸1-0川崎F ( 2023年8月12日    等々力 )】 明治安田生命J1リーグは各地で7試合が行われ、首位の神戸は1―0で川崎Fに競り勝った。前半39分、FW大迫勇也(33)が自身初の直接FK弾でJ1得点ランキングトップの17得点目。リーグ3試合ぶりの勝ち点3で首位キープの立役者となった。
 あっと驚く一発だった。前半39分、ゴール正面左で得たFK。キッカーに名乗り出たのはFW大迫だ。「いっぱい練習してきた。あの一本が勝敗を分けたし、集中して蹴れました」。壁6枚を越え、最後はGKの手をはじいてネットを揺らす直接FK弾。得点ランクトップの17点目で首位キープに貢献した。

 日本代表を含めてこれまで公式戦167得点を記録してきたが、プロ15年目にして初の直接FK弾だ。公式戦でFKキッカー役を務めるのも昨年の札幌戦以来2回目という。そのポジションを通常任されているDF初瀬も「すごすぎますよね」と脱帽。19年9月以来8試合ぶりの対川崎F戦勝利をもたらした一撃に舌を巻いた。

 相手と競り合った際に左足を痛めて後半18分に交代。だが「打撲を受けた箇所がジャンプした際につってしまった。チームに迷惑をかけたし、次に向けて準備したい」と軽症を強調した。次節は柏戦。代えの利かないエースストライカーが、悲願のリーグ初タイトルへ突き進む。(飯間 健)

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