Rソシエダ・久保がMOM! 成長弾で2季連続快幕 乾に並んだ日本人最多16点

2023年08月14日 04:00

サッカー

Rソシエダ・久保がMOM! 成長弾で2季連続快幕 乾に並んだ日本人最多16点
<Rソシエダード・ジローナ>前半、先制ゴールを決め、ガッツポーズするRソシエダードの久保(中央) Photo By 共同
 【スペイン1部   Rソシエダード1-1ジローナ ( 2023年8月12日 )】 レアル・ソシエダードの久保建英(22)が12日、ジローナ戦でスペイン1部の日本人通算最多得点に並ぶ16点目を決めた。2季連続開幕戦ゴールも及ばず試合は1―1で引き分けたが、欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場を控える中で上々のスタート。ブライトンの三笘薫(26)はルートン戦でアシストを記録し、スタッド・ランスの伊東純也(30)はマルセイユ戦で開幕弾。本格的に開幕を迎えた欧州各地で日本代表戦士が躍動した。
 新たなシーズンがまたもやゴールとともに幕を開けた。開始5分の先制弾。右ウイングで先発した久保は逆サイドからのクロスに走り込み、左足で左隅に今季1号弾を決めた。

 昨季に続いて開幕戦で得点し、スペイン5年目で通算16得点。昨季9得点で残した日本人のスペイン1部シーズン最多得点に続き、通算記録でも乾貴士と最多で並んだ。開幕早々にいきなりマン・オブ・ザ・マッチにも選ばれたが、試合後は「内容が良かっただけに引き分けは悔やまれる。結果につながらなかったらリーグ戦では意味がない」と嘆いた。

 自身も含めて試合を決める追加点を奪えなかった中で後半27分に追いつかれ、2分後には久保も交代。内容で上回りながら開幕戦で白星を逃し、スペイン語の取材にも「いまいましい。我々はむかついている」と訴えた。

 加入初戦だった1年前の開幕戦は周囲の信頼を勝ち取るためのゴールが欲しかったが、公式戦9得点6アシストと実績を重ねて迎えた今季はチームの主軸として欠かせない存在に成長した。元スペイン代表MFダビド・シルバが予想外の負傷で開幕直前に突然の現役引退。より勝利に直結する働きを求められる状況になり、もはや自身のゴールだけでは満足感は得られない。

 昨季の4位躍進で今季は初めて欧州CLにも出場する。相手からも警戒される立場になるが「それを上回ってチームの力になるプレーができれば。2桁得点はいきたい」と久保。さらなる進化を期すシーズンを見据えた。

 ▼日本代表・森保一監督 日本人選手が所属チームで輝きを見せてくれた。(J1広島―浦和戦を視察後にRソシエダード久保らの活躍に言及)

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