三笘が夢の劇場で初出場「圧や雰囲気は素晴らしかったが、自分たちがいいサッカーをした」と勝利に手応え

2023年09月17日 08:12

サッカー

三笘が夢の劇場で初出場「圧や雰囲気は素晴らしかったが、自分たちがいいサッカーをした」と勝利に手応え
マンチェスターU戦に出場した三笘(AP) Photo By AP
 【イングランド・プレミアリーグ   ブライトン3―1マンチェスター・ユナイテッド ( 2023年9月16日    英国・マンチェスター )】 ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫(26)が敵地のマンチェスターU戦で追加点の起点となって3―1の勝利に貢献した。1―0の後半8分に左サイドでロングパスを受けると、インサイドに走り込んできた左サイドバックのランプティーにパス。ここからさらにボールを受けたMFグロスが巧みな動きでマークを外して右足で蹴り込んだ。
 チームは立ち上がりからホームの相手に押し込まれる展開が続いたが、前半20分に好機を生かしてFWウェルベックが先制点。その後もマンチェスターUがペースを握ったものの、ブライトンが高い決定力を発揮して3―1で勝利に手にした。

 ブライトンはリーグ戦でマンチェスターUに4連勝。プレミアリーグでは00~02年にリバプール、マンチェスターCが13~14年に記録して以来3チーム目となった。

 2―1で制した昨季開幕戦は出場機会がなく「夢の劇場」と呼ばれるマンUの本拠オールド・トラフォードで初めてプレーした三笘は「乗らせると、どんどん押してくるところがあった。圧やサポーターの雰囲気は素晴らしかったが、自分たちが本当にいいサッカーをした。勝利に値すると思う。やっぱり失点しないことが大事」と振り返った。

 日本代表でドイツ、トルコとの親善試合に連勝。今回は欧州が舞台で移動の負担が少なく、代表戦期間明けながら「めちゃくちゃ楽だった。大きな移動ではなく、そんな負担にはならなかった」という。21日に欧州リーグが開幕。過密日程が本格化していく中で「毎試合100%でできる状況をつくり続ける。ベンチでもスタメンでも走り続ける」と意気込みを語った。

 1次リーグ初戦はギリシャ王者AEKアテネと対戦。「なめてかかったらいけない。楽しみたいが、緊張感を持ってやりたい。いろいろと(大会や試合を)こなしながら、どう結果を出していくか」と表情を引き締めた。

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