甲府 ACL1次リーグ初戦 敵地でスコアレスドロー 果敢な攻撃で初出場も堂々

2023年09月20日 21:38

サッカー

 昨年度の天皇杯を制したJ2甲府は20日、ACL1次リーグ初戦でメルボルン・シティー(オーストラリア)と敵地で対戦し、0―0のスコアレスドローに終わった。甲府は前半から果敢に攻め、初出場とは思えない堂々した戦いぶりを披露。MF飯島や鳥海を中心に何度もゴールに迫った。
 15日の東京V戦から長距離移動を含む中4日で臨んだ一戦。篠田監督は先発11人を入れ替えて臨んだ。相手は22~23年のレギュラーシーズンを制した強敵。オーストラリアは新シーズン開幕前でコンディション的には甲府に分があったものの、カテゴリーの差を感じさせない試合となった。

 前半28分にはMF佐藤の直接FKがバーを直撃。後半も途中出場のウタカらが何度もチャンスを得た。だが最後まで決められず、歴史的ACL初勝利はお預けに。関口主将も「勝ち点3を獲らないといけないゲームだった」と悔しい表情で振り返った。それでも特定の母体企業を持たないスモールクラブが、日本サッカーの底力を証明。関口は今後に向け「確実に甲府の新しい1ページになったと思うので、プラスに捉えてやっていきたい。う一度、山梨に残っているメンバーと一緒に日々の練習から切磋琢磨していきたい」と先を見据えた。

 次戦は10月4日に国立競技場でブリーラム(タイ)と対戦する。 

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