新潟・秋山 今季初の連勝へ攻守で存在感 「悔しい負け方」天皇杯の雪辱だ

2023年09月28日 04:00

サッカー

新潟・秋山 今季初の連勝へ攻守で存在感 「悔しい負け方」天皇杯の雪辱だ
勝利に直結するパスを狙う秋山 Photo By スポニチ
 J1新潟は29日、アウェーで川崎Fと対戦する。ボランチで2試合連続先発中のMF秋山裕紀(22)は、今節も先発出場に向け意欲十分。大胆な攻撃を武器に、得点に直結するプレーでチームを今季初の連勝に導く。
 2試合連続で先発出場し、確かな手応えをつかんでいる。秋山は川崎F戦に向けての練習で「攻守のつなぎ役としてミスの少ないプレーを心がけた。パス1本、ドリブルにしてもミスの少ないプレーで攻撃にアクセントを加えたい。守備ではボールを奪うスイッチを入れたい」と攻守で存在を示そうと必死だ。

 前節の横浜FC戦では後半17分に思い切り良くミドルシュートを放ち、これがDFに当たってCKを獲得。DF渡辺のJ1初ゴールにつながった。「コース自体も良かったし、思い切ってシュートを打ったのは良かったが自分が決められなかった悔しさもある」と振り返る。

 45分には同じボランチのMF高がゴールを決めただけに「ヤン(高)君ともボランチが点を決めたらチームは強くなるって言っていたので、自分も負けられないというか続きたい」と高に続いてのJ1初ゴールを目指す。

 横浜FC戦に勝利したことで「先制点を取れれば(勝利を)モノにできると思ったし、新潟のスタイルを貫いた中で主導権を握っていけば攻撃を仕掛けていくことができる。これを継続してもっと勝負にこだわって決め切れる力をつけたい」とパスの精度やスペースを見極める力をさらに磨いている。

 8月30日の天皇杯準々決勝で川崎Fと対戦した際はフル出場しており、「悔しい負け方をしたので借りを返したい」とリベンジに燃えている。「力のあるクラブだし、クオリティーが高い」と相手をリスペクトしながらも「スルーパスとか決定的なパスをボランチから出していきたい。どんどんチャレンジしていく」と頼もしい。

 9位の川崎Fとの勝ち点差は6。「さらに上に行けるか今後を左右する大事な一戦になる。連勝も懸かっているので絶対にモノにする」と力強かった。

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