天皇杯の準決勝へ向けて井原正巳監督(56)がオンラインで会見し、「カテゴリーは関係ない。そのチームが勝ち上がってきている流れや勢いも大事な要素。FC東京や神戸を破っているので、飲まれないことも大事」と気を引き締めた。一発勝負の天皇杯はリーグ戦とはまた違った戦いになる。「先制点が大きいし、ゲームの動き方やゲームプランもリーグとは変わってくる。PK戦や120分間の戦いも想定してゲームを組み立てないといけないし、交代も少し違う」そして、セットプレーもカギを握るものとしてあげた。
熊本については「大木監督の攻撃的なサッカーは、ボールを大事にしてアグレッシブに、攻撃で人がでてくる」と分析。登録の関係でDF犬飼らも出場できないが、「誰が入っても同じ狙いでできている」。さらにホームで戦えることなど有利な材料もあるだけに、「多くのサポーターが来るし、より力が発揮しやすい」と12年シーズン以来11シーズンぶりの優勝へ自信ものぞかせた。