新潟・中野社長 Jが検討の秋春制移行に「課題話し合う中で、シーズン移行ありきで話が進んでいる」

2023年10月21日 12:24

サッカー

新潟・中野社長 Jが検討の秋春制移行に「課題話し合う中で、シーズン移行ありきで話が進んでいる」
シーズン移行についてクラブとして反対の意見を述べる中野社長(撮影・渡辺直美) Photo By スポニチ
 J1新潟の中野幸夫社長が21日、Jリーグが検討している秋春制へのシーズン移行について、クラブとしての考えを改めて訴えた。
 Jリーグは18日の実行委員会で開幕時期を現行の2月から8月に変える秋春制を推進していく立場を表明。年内の理事会での決定を目指す。実行委員会に出席した中野社長は「いろいろな課題を話し合う中で、シーズン移行ありきで話が進んでいるのはいかがなものか」と苦言を呈した。

 降雪地域の新潟は冬場の開催が困難となるケースも十分想定されるだけに「感情論ではなく、できないものはできないと言っている」と話す。これまでもシーズン移行には反対の立場を表明してきたが「地域と連携したスタジアムの確保や降雪の状況、暑さ対策など、目指す姿が理にかなっているか疑問に感じている」と明かす。

 Jリーグは今後もクラブと議論を続けて移行に伴う課題を整理する意向。中野社長は「新潟のチームとしての課題や考え方を明確にして議論に参加していきたい」と話した。

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