新潟MF松田 2戦連続先発だ 28日アウェー京都戦、早朝トレ効果でサイドきりきり舞い

2023年10月26日 04:30

サッカー

新潟MF松田 2戦連続先発だ 28日アウェー京都戦、早朝トレ効果でサイドきりきり舞い
アピールを続ける新潟MF松田 Photo By スポニチ
 J1新潟は、28日にアウェーで京都と対戦する。2戦連続先発出場を目指すMF松田詠太郎(22)は、前節の鳥栖戦に右SH(サイドハーフ)で出場。中断期間中の早朝トレで体の切れを取り戻し、果敢に攻撃を仕掛けられる走力を発揮。この勢いで残り4試合もチームの勝利のために走り続ける。
 前節の鳥栖戦では、右サイドで何度もロングパスを受け、ゴール前にクロスを供給し続けた。松田は「裏へボールが入る形が多く、自分の良さが出せた」と手応えを感じている。

 中断前と比較し「確実に走れている」と実感している。「これまで途中出場が多く、相手が疲れている中で出るから自分の走りも生きるけど、先発で出るとなかなかそれが出せなかった。今回はスタートから自分の良さが出せた」と得意のドリブル突破に自信を得た様子だ。

 鳥栖戦前の約3週間の中断期間中、安野努フィジカルコーチから「早く来て体を動かすといいよ」とアドバイスを受けた。体脂肪がなかなか落ちにくい松田だが、これまでよりも40分ほど早くクラブハウスに来て「フィットネスバイクとかで体を動かしたら、体が軽くなった。走りにも切れが出てきた」という。減少した体脂肪の数値は明かさなかったが、地道な日々の積み重ねが好プレーにつながった。

 「中断明けの最初の試合でスタメンを取れたことは、日々やってきたことが評価されたんだと思う」。競争の激しい右SHのポジション争いで先発の座をつかんだことは、大きな自信となっている。だが、一方で、「いい形を出せたがゴールを決められるクロスとか、点に結びつけられるようにもっと精度を上げていかないと」と課題も挙げることも忘れない。

 リーグ戦は残り4試合だが、松田は契約上、横浜戦には出場できないため、残りは3試合となる。「自分には3試合しかないが、チームが目指している1桁順位にいけるようにしたい。残り3試合で先発出場して得点やアシストで結果を残したい」と今節も強気で仕掛けていく。

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