湘南、GK富居が故障も、DF大岩がゴールを守って神戸と引き分け

2023年10月28日 18:06

サッカー

湘南、GK富居が故障も、DF大岩がゴールを守って神戸と引き分け
<湘南・神戸>後半アディショナルタイム、フィールドプレーヤーの大岩が急きょGKを務める(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1リーグ第31節第2日   湘南1-1神戸 ( 2023年10月28日    レモンガススタジアム平塚 )】 湘南がアクシデントを乗り越えて首位神戸と引き分け、貴重な勝ち点1を挙げた。前半11分にFW阿部浩之(34)のパスを受けたFW大橋祐紀(27)の3試合連続ゴールで先制、後半8分に神戸に追いつかれた。4分間のアディショナルタイムが約1分過ぎたところでGK富居大樹(34)が相手選手とぶつかって腰を強打、プレー続行が不可能となった。すでに5人の交代枠を使い切っていたため、DF大岩一貴(34)をGKに入れて試合を再開、約3分間をしのぎきった。途中クロスボールをキャッチする場面もあり、スタンドからは大きな声援が飛んだが、神戸にシュートを打たれる場面はなかった。
 山口智監督(45)は「首位のチームが相手で、ぶつかっていこうと送り出した。前半いい形、守備も良かったが、アタッキングサードでの課題があった。失点も必然性あるが、90分を通して選手はよく戦ったと思う」と振り返った。

 大岩は「メンバーを見て僕か石原と思った。幼稚園以来で、怖かったし、GKがすごいと思った。シュートが飛んでくるのだけはやめてくれと思ったが、みんなが打たせないようにしてくれた。クロスは落としたら最悪、大事に、落とさないように確実にと」

 そして試合終了の瞬間は「勝たなきゃいけないが、ホッとした」と振り返った。大橋も「先制できて前半いい形があったし、2点目がほしかった。ゴールは阿部くんがいい形で出してくれて、自分は合わせるだけだった。3試合連続ゴールだが、残り3試合しっかり結果出せるようにしたい」と、切り換えた。

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