町田がホーム最終戦でJ2優勝セレモニー 黒田監督「皆さんの思いが町田の歴史を変えた」
2023年10月29日 19:02
サッカー
本拠地最終戦セレモニーでは藤田社長、黒田監督、主将のDF奥山が感謝のあいさつに立った。「われわれはやりました!偉大な功績を残した選手、スタッフの皆さんに、最大限の感謝と賛辞を送りたいと思います」とチームを称えた藤田社長は「われわれはJ1というステージの入口に立ったばかり。魔境と呼ばれるJ2には二度と戻ってきたくありません。J1で優勝争いができるチームを目指していきます」とJ1定着を掲げた。
黒田監督は「選手やクラブはいろいろな不安の中で闘っていました。その中でも選手たちが奮起し目標に向かって誰ひとり妥協することなく、成長を遂げてこのピッチに立っている。私は監督として多くのことをしたわけではありませんが、このFC町田ゼルビアを愛する、ここまで支えてきた皆さんの思いが町田の歴史を変えたのだと思います」と応援に感謝。クラブは前日、黒田監督と来季の契約更新を発表。初めてJ1で戦う来季へ「まだまだ未熟なクラブですが、思いだけはJ1でも絶対に負けないと思っています。来季J1のステージでさらに大きな感動や勇気、希望を皆様に届けられるよう、さらに成長してパワーアップして帰ってきます」と誓った。
17年に大卒2年目で加入し、今季主将としてチームを引っ張った奥山は「僕が町田に来た当初、きょうの景色は想像できませんでした。FC町田ゼルビアにはこの先、まだまだ果てしなく続く道があります。残り2試合も最後までしっかり戦い抜き、J2チャンピオンとして恥ずかしくない試合をして来季を迎えたいと思います」とシーズン完走へ決意を示した。
▼野々村芳和チェアマン(コメント、一部抜粋) 就任初年度の黒田剛監督のもと、攻守両面において選手全員が90分間通して高いインテンシティを保ちながらハードワークする戦術と、勝利へのメンタリティが落とし込まれた見事な戦いぶりでした。
2012年にJリーグ初入会、翌年にはJFL降格も経験するなど、ここに至るまではクラブとしても幾多の困難があったと思います。本日ホーム最終戦の町田GIONスタジアムの最高の雰囲気の中で歓喜の優勝セレモニーを迎えられたことは、クラブの新たな歴史の1ページとして、サポーターの皆さまにとって忘れがたいものになったことでしょう。町田市民の皆さまにとって、今日の日の光景は真の「誇り」となったことと思います。
おすすめテーマ
2023年10月29日のニュース
特集
サッカーのランキング
-
アーセナル冨安がプレミア初ゴールを亡き母にささげる SNSで自ら発信
-
プレミア初ゴールのアーセナル冨安「スタメンじゃないから」と賭けに応じず、ロレックス逃した!?
-
こちらもダービー!!C大阪がG大阪を好守で圧倒 小菊監督「特別な試合。幸せに思う」
-
神戸は湘南を相手に痛すぎるドロー 2位横浜に勝ち点2差に接近許す
-
横浜 4発大勝!首位・神戸と勝ち点2差肉薄 残り3節逆転V諦めん
-
浦和 守備攻略できずドローも逆転Vには望み 残り3試合で首位と勝ち点8差
-
湘南 DF大岩が代役GKも守り切った ATでGK富居が故障で離脱
-
横浜FC ミス連発で痛恨黒星…17位・湘南に勝ち点2差
-
FC東京 4連勝中の広島に力負け 指揮官「やりたいサッカーは出せていた」
-
日本代表・森保監督 負傷の旗手&板倉の招集「厳しい」 来月のW杯アジア2次予選2試合
-
J2町田が初優勝 2位・清水が敗れて決定 黒田監督の続投も発表
-
シントトロイデン・橋岡 後半AT6分に劇的V弾「合わせるだけの最高のボールが来た」
-
デュッセルドルフ・田中碧 2戦連発!3―1の終了間際に決めた