34年W杯はサウジアラビア開催が決定的。対抗馬の可能性があったオーストラリアが招致断念
2023年10月31日 21:48
サッカー
早々に正式招致に乗り出したサウジアラビアに対し、上位団体のアジア連盟(AFC)が支持を表明。オーストラリアはマレーシアとシンガポールを含めた4カ国共催案をインドネシアと協議していたが、インドネシアはサウジアラビア支持に転じ、10月末日に設定されていた招致意思表示の期限を控え、オーストラリア連盟の意向が注目を集めていた。
海外メディアはオーストラリアの招致断念表明を受け、34年W杯のサウジアラビア開催が決定的になったと一斉に報道。開催地は来年のFIFA総会で決まる予定だが、サウジアラビアが唯一の招致希望国となる見通しになった。人権問題を抱えるサウジアラビアに対しては22年W杯を開催したカタール同様に欧米で反発の声も上がっているが、このまま開催国となる可能性が高い。正式に開催が決まれば、カタール大会同様に11~12月の冬季開催が有力視されている。