韓国女子サッカー 初の五輪切符ならず…2次予選組み合わせを指揮官嘆く「まさに死の組だった」

2023年11月01日 23:41

サッカー

韓国女子サッカー 初の五輪切符ならず…2次予選組み合わせを指揮官嘆く「まさに死の組だった」
女子サッカー韓国代表のコリン・ベル監督(ロイター)
 女子サッカーのパリ五輪アジア2次予選第3戦が1日、各地で行われ、韓国(FIFAランク20位)が中国(同15位)と1―1で引き分け。1勝2分けの勝ち点5でB組2位となり、8大会連続の予選敗退が決まった。
 悲願の五輪初出場を狙う韓国は2次予選初戦でタイ(同46位)に10―1と大勝。圧巻のゴールラッシュで白星発進を飾ると、続く第2戦では“宿敵”北朝鮮と0―0のスコアレスドロー。注目の大一番となった中国戦では後半17分にDFシム・ソヨンが先制ゴールを決めるも、同33分に失点。1―1の引き分けに終わり、両国とも最終予選に進むことが出来なかった。

 中国スポーツメディアの新浪体育(電子版)では韓国のコリン・ベル監督が試合後「とても激しい試合で、この結果はどちらのチームも望んでいなかったが接戦だった。私たちにもチャンスがあり、彼らにもチャンスがあり、両チームの互角の試合であり、引き分けは正当な結果だった。両チームにとって勝利は必須だったが、それがサッカーだ。私たちのグループはまさに死の組でした。最終予選に進めなかったのは残念です」と話したと報道。

 北朝鮮がコロナ禍の影響により19年3月以降国際AマッチをしていなかったためFIFAランクから“除外”。そのため2次予選の抽選では最もランクの低い第4ポットとして扱われてしまったため中国(同15位)、韓国(20位)、タイ(同46位)という“死の組”に入ったことを嘆いていた。

 ▽サッカー女子パリ五輪への道 アジアの出場枠は2。日本などFIFAランク上位5チームは1次リーグ免除。2次予選は12チームが4チームずつ3組に分かれて1回戦総当たりで対戦。各組1位と2位のうち最上位の計4チームが最終予選に進む。来年2月に行われる最終予選は2組に分かれたホーム&アウェーで戦い、勝者が出場権を得る。

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