“休み明け”は恐怖の久保! 日本代表戦不出場→次戦先発試合は3戦で5点に絡む 21日シリア戦

2023年11月21日 04:30

サッカー

“休み明け”は恐怖の久保! 日本代表戦不出場→次戦先発試合は3戦で5点に絡む 21日シリア戦
シュートを放つ久保(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 “休み明け”が爆発のサインだ。日本代表は21日、26年W杯アジア2次予選の第2戦でシリアと対戦する。20日は試合会場で最終調整した。16日のミャンマー戦では出番のなかったMF久保建英(22=レアル・ソシエダード)は過去、出場しなかった次戦にゴールをするなど活躍。先発濃厚な一戦でW杯予選初ゴールを決める。
 世界のKUBOに“休み明け”の要素が加われば、まさに百人力だ。トップ下での先発が有力視される久保は、複数のポジションからクロスを上げたり、走り込んだり精力的に動いた。長距離移動の疲れも感じさせず、自身にとっての初戦へ自信をみなぎらせた。

 「もう慣れているので、いろんな環境に。(試合に)出たら点も欲しいですし、チームの勝利に貢献しないといけない。しっかり勝ち点3を取ることにフォーカスしたい」

 休養明けの活躍はデータが示す。ベンチから見守った22年3月のオーストラリア戦の5日後に行われたベトナム戦で同点ゴールの起点に。出場しなかった同年6月のブラジル戦から4日後のガーナ戦では先制点の起点になると、3点目のゴールを決めた。先月も出番のなかったカナダ戦の4日後のチュニジア戦でMF伊東の2点目をアシストするなど2点に絡んだ。W杯カタール大会から1年の節目を迎え「個人的には右肩上がりで、知名度も実力も世界的に見てついてきたかなと思っている。このままの成長曲線を続けられたら、もっといい選手になれるんじゃないかな」と手応えを感じている。

 大幅な入れ替えが予想されるシリア戦。1カテゴリー2~3チーム構想を提唱する森保監督にとっても、休み明けで即、結果を残せる存在は頼もしい限り。「実力だけで注目してもらえるような代表になりつつあると思うので、強い代表を見せていきたい」と久保。W杯予選初ゴールで、森保ジャパン最多となる8連勝へけん引する。

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