川淵三郎氏 文化勲章受章を祝う会で妻・康子さんと涙のハグ 一方で森喜朗元首相からはまさかのダメ出し

2023年11月30日 20:27

サッカー

川淵三郎氏 文化勲章受章を祝う会で妻・康子さんと涙のハグ 一方で森喜朗元首相からはまさかのダメ出し
<川淵三郎氏文化勲章受章を祝う会>康子夫人とハグをする川淵三郎氏(左)(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 初代Jリーグチェアマン、日本サッカー協会会長などを歴任した川淵三郎氏(86)の文化勲章受章を祝う会が30日に国立競技場で行われた。JFA名誉総裁の高円宮妃久子さま、森喜朗元首相らが祝辞を述べ、日本代表の森保一監督ら424人が参加した。
 今月3日に87歳を迎える川淵氏は、あいさつの途中で妻・康子さんを呼び寄せ「61年間、献身的に支えていただいてありがとうございます」と話すと感極まった。「感謝の気持ちを込めてハグさせてください」と2人で涙ながらに抱き合うと、温かい拍手が送られた。

 国立競技場が祝福ムードで包まれる中、森喜朗元首相は祝辞で「最後にひと言」と言うと、登壇する際に康子さんが川淵氏の腕を支えていた点をダメ出し。「奥さんがあなたの腕を持っておられた。天皇皇后様でも天皇様が手を握っておられる」と康子さんをエスコートすべきだったと指摘し、笑いを誘った。

 川淵氏は式典後の取材で壇上で康子さんに感謝の言葉を述べて抱き寄せたことについて問われると「いつも家でも言ってるんだけど、冗談交じりに言っているという感じでちゃんと受け取ってくれない。皆さんの前でああいうふうに言ったら本気だなと初めて思うんじゃないかと思った。女房のハグはどうもぎこちなかったですよね。ハグするよと言ったら絶対に断るなと思っていた。久しぶりにハグをさせていただきました。女房の存在があって今の僕があるということはよく分かっている」と笑いを交えて改めて康子さんに感謝の言葉を述べていた。

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