マンCがクラブW杯初優勝 年間主要5冠にグアルディオラ監督「残されたものは何もない」

2023年12月23日 10:40

サッカー

マンCがクラブW杯初優勝 年間主要5冠にグアルディオラ監督「残されたものは何もない」
クラブW杯を制したマンチェスター・シティーのイレブン(AP) Photo By AP
 【クラブW杯決勝   マンチェスター・シティー4―0フルミネンセ ( 2023年12月22日    サウジアラビア・ジッダ )】 欧州王者マンチェスター・シティー(イングランド)が南米覇者フルミネンセ(ブラジル)を4―0で下して初優勝した。11大会連続で欧州代表がクラブ世界一に輝き、ペップ・グアルディオラ監督(52)はバルセロナ時代(2009、11年)、バイエルン・ミュンヘン時代(13年)に続いて4度目の優勝を成し遂げた。
 開始40秒でFWアルバレスが決勝史上最速となる電光石火の先制弾を決めてペースを握ったマンチェスターCは前半27分にオウンゴールで加点。後半にもMFフォーデン、アルバレスのこの日2点目となるゴールで突き放した。MFデブルイネ、FWハーランドの主軸コンビを故障で欠き、国内リーグでも最近6試合で1勝4分け1敗と苦戦していたが、大一番で圧倒的な力を見せつけ、グアルディオラ監督は「選手たちは依然としてハングリーでモチベーションがあった。素晴らしい1日だった」と喜んだ。

 16年に就任したスペイン人指揮官の下で強豪としての地位を確立してきたマンチェスターCは昨季のプレミアリーグ、欧州チャンピオンズリーグ(CL)、FA杯の主要3冠を達成。今季も欧州スーパー杯を制し、この1年で5つ目のタイトル獲得となった。

 グアルディオラ監督は欧州CLに続いてクラブが優勝していなかった大会を制し「我々は全てのタイトルを勝ち取った。残されたものは何もない。仕事を成し遂げたと感じている」と感慨深げ。「今はクリスマス。新たな本を買って新しく書き始めよう。この8年は終わった」と一時代を築いたサイクルの終わりと、新たな出発を宣言した。

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