長崎総科大付、麦わら帽子に込めた小嶺さんへの思い届かず…初戦で涙

2023年12月29日 18:53

サッカー

長崎総科大付、麦わら帽子に込めた小嶺さんへの思い届かず…初戦で涙
<帝京長岡・長崎総合科学大付>小嶺さんが愛用していた麦わら帽子が長崎総合科学大付のベンチに飾られる(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【第102回全国高校サッカー選手権1回戦   帝京長岡(新潟)3―2長崎総合科学大付(長崎) ( 2023年12月29日    柏の葉競技場 )】 長崎総合科学大付は大屋が先制点、仲宗根が勝ち越し点と、常に先手を取る展開ながら、後半アディショナルタイムの失点で涙をのんだ。3年生は昨年1月に死去した名将、小嶺忠敏さん最後の教え子。試合前の集合写真では小嶺さんが愛用した麦わら帽子を金城がかぶり、試合中はベンチの屋根に麦わら帽子が置かれた。定方監督によれば、「国立の舞台に一緒に」という願いを込めてのものだった。
 目標がかなわなかった指揮官は「小嶺先生は“まだまだだぞ、こんなもんじゃ全国で勝てないぞ”と言うはず。もう1回鍛え直してこの場に戻ってきたい」と亡き師に誓った。

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