【アジア杯】韓国白星発進も…地元メディアがイエロー乱発の主審を酷評「一貫性なく抗議に値する」

2024年01月16日 19:47

サッカー

【アジア杯】韓国白星発進も…地元メディアがイエロー乱発の主審を酷評「一貫性なく抗議に値する」
<アジア杯 韓国・バーレーン>後半アディショナルタイム、主審から警告を受ける韓国代表ソン・フンミン(左から2人目)(ロイター)
 サッカーのアジア杯で1960年以来64年ぶりの優勝を目指す韓国代表は15日、1次リーグE組初戦でバーレーン代表を3―1で下し白星発進。韓国メディアのスポーツソウル(日本語版)はイエローカード7枚が飛び交った主審の判定に対し「一貫性がなかった」と苦言を呈した。
 同メディアは試合を振り返り「簡単ではない試合だった。バーレーンの守備が予想よりも強く、主審を務めた中国人のマー・ニン氏は前半中盤まで激しいプレーに対し厳しくファウルを与え、比較的簡単にイエローカードを取り出した。いずれも危険ではないエリアで発生したファウルだったが、主審は非常に厳しい基準を適用し、カードを取り出しているように見えた」と報道。前半だけでMFパク・ヨンウ、DFキム・ミンジェ、DFイ・キジェの3人がイエローカードを受けたことに疑問を投げかけた。

 試合は韓国が勝利するも終了間際にはFWソン・フンミンも警告を受けるなど、主審から計5枚のイエローカードを提示。一方、バーレーンの選手はイエローカード2枚のみに終わったため「バーレーンの選手の荒いファウルは試合を通して散見された。実力では(韓国に)押されるだけに、激しい守備を仕掛けてきたことは理解できるが“レベルの低い”ファウルが出た時は眉をひそめた」と不満げ。

 続けて「バーレーンの選手が韓国の選手に危険なタックル、ファウルを浴びせても、主審は滅多にカードを取り出さなかった。故意に蹴ったり、足首に向かって激しいタックルをしたりしても主審は笛を吹くだけで、あれだけ簡単に取り出していたイエローは大事にしている様子だった」と持論を展開。

 この試合の判定について「試合会場に訪れた韓国のファンは、主審の判定に対し激しいブーイングを浴びせていた。韓国ベンチではクリンスマン監督やコーチングスタッフも強く抗議していた。一貫性のない判定を続けていただけに、十分抗議するに値する」と“酷評”した。

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