FIFA最優秀選手はメッシが8度目受賞　ハーランドと並び、代表主将の1位投票で“激戦”制す

2024年01月16日 09:24

サッカー

FIFA最優秀選手はメッシが8度目受賞　ハーランドと並び、代表主将の1位投票で“激戦”制す — 17年、来日したメッシ Photo By スポニチ

　国際サッカー連盟（FIFA）は15日、ロンドンで年間表彰式を開き、男子最優秀選手にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ（36＝マイアミ）が選出された。2年連続で2010～15年のFIFAバロンドールを含めて最多を更新する8度目の受賞になった。【FIFA最優秀選手＆バロンドール受賞者一覧】

　男子の対象期間はW杯カタール大会終了後の22年12月19日から23年8月20日まで。昨季フランス1部でパリ・サンジェルマンの優勝に貢献したメッシはイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーで欧州チャンピオンズリーグなど主要3冠に貢献したノルウェー代表FWアーリング・ハーランド（23）とポイントで並んだが、規定によって各国代表主将の投票で1位票が多かったメッシが選ばれた。集計は各国代表監督、記者に加え、ファンのオンライン投票も含まれるが、最多ポイントで2人が並ぶ異例の“激戦”でメッシが上回った。

　監督と記者の投票ではハーランド、主将とファンからの得票はメッシの方が多かった。アルゼンチン代表で主将のメッシ自身は1位から順にハーランド、エムバペ（パリSG、フランス）、アルバレス（マンチェスターC、アルゼンチン）に投票。メッシ、ハーランドに次ぐ3位に入ったフランス代表のエムバペ主将はメッシ、ハーランド、デブルイネ（マンチェスターC、ベルギー）、を選んだ。また、ハーランドと同じノルウェー代表のエデゴール主将はハーランド、メッシ、エムバペの順で選出した。

　日本代表の遠藤航主将はデブルイネ、ハーランド、メッシを選び、森保一監督はエムバペ、ハーランド、メッシに投票した。女子は昨年のW杯を含む22～23年シーズンが対象で、最優秀選手にW杯で初優勝したスペイン代表MFアイタナ・ボンマティ（バルセロナ）が初選出された。