【アジア杯】サウジからの巨額オファー蹴った!久保 今大会待望の初得点で日本8強 

2024年02月01日 04:45

サッカー

【アジア杯】サウジからの巨額オファー蹴った!久保 今大会待望の初得点で日本8強 
<バーレーン・日本>後半、久保がゴールを決める(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【アジア杯決勝T1回戦   日本3―1バーレーン ( 2024年1月31日    ドーハ )】 3大会ぶり5度目の優勝を狙う日本代表は決勝トーナメント1回戦でバーレーンに3―1で勝利し、9大会連続の8強入りを決めた。1―0の後半4分、MF久保建英(22=レアル・ソシエダード)が左足でアジア杯初得点をマークし、勝利をけん引した。国際Aマッチ通算4得点目となった。前半32分にはMF堂安律(25=フライブルク)が先制弾、後半27分にFW上田綺世(25=フェイエノールト)も今大会4得点目を決め、中東の難敵を撃破。中2日で行われる3日、準々決勝を戦う。
 待望の今大会初ゴールは、“狙い通り”の一発だった。1―0の後半4分。久保は自ら奪ったボールを味方に預けてDFラインの裏に走り込むと、相手DFに当たったこぼれ球を拾って左足を一閃(いっせん)。一度はオフサイドで取り消されたが、VARで得点が認められた。

 「ルールガイドの説明があって、オフサイド(の位置にいたの)は分かっていたけど、ああいうゴールは認められるとなっていた」。アドバイスを忠実に守り、プレーを止めなかったことが、貴重な追加点につながった。

 名実ともに世界のスターとなった自身の価値も証明した。Rソシエダード加入1年目の昨季はリーグ戦で9得点4アシストと活躍。昨夏には昨季33季ぶりにセリエAを制した名門ナポリのデラウレンティス会長が獲得を強く望み、代理人と会談するなど引く手あまたで、プレミア勢も名門のアーセナル、マンチェスターUなども興味を示している。
 最近でも数々のスターを爆買いするサウジアラビアからの巨額オファーを拒否したことが判明した。ブラジル代表FWネイマールが所属するアルヒラルで、条件は年俸4000万ユーロ(約64億円)の4年契約。サッカー選手の年俸ランキングでは8位相当の金額で、総額256億円という超破格オファーだった。

 ただ、Rソシエダードで主軸に成長した久保は、自身を取り巻く環境をかなり気に入っているようで、来季も引き続きバスク地方でのプレーを希望。その旨を既にクラブと代理人に伝えているという。

 後半22分にピッチを後にし「早めに交代して体もフレッシュ。しっかり次に向けて良い準備がしたい」と久保。日本の至宝がアジアの頂点へ、ここからさらにギアを上げていく。

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