【アジア杯】6点中4点…日本 またもセットプレーで失点 復活した板倉&冨安とのCBは安定感

2024年02月01日 04:41

サッカー

【アジア杯】6点中4点…日本 またもセットプレーで失点 復活した板倉&冨安とのCBは安定感
後半、オウンゴールで失点した日本代表(AP) Photo By AP
 またもセットプレーからミスが起きた。2点リードの後半18分、DF中山が相手の左CKをかぶってしまったのが発端だ。どフリーで放たれたバケルのヘッドはGK鈴木がセーブしたものの、自陣ゴール前で高く上がり、慌ててキャッチにいった鈴木とクリアしようとしたFW上田が交錯。まさかのオウンゴールとなった。
 バーレーンの高さは警戒していたはずだった。DF冨安は「そのシチュエーションをつくらせないのが第一。でも大事なのはそのあとの2つ目、3つ目のプレー。カオス(混とん)な状況をどうコントロールするか」と口にしていたが、セカンドボールへの対処は課題として残った。

 一方、昨年10月のチュニジア戦以来となった冨安&板倉のセンターバックは本来の安定感を見せ、流れの中からピンチを招くことはなかった。インドネシア戦を体調不良で欠場したDF板倉は地上戦でも空中戦でも持ち味を発揮。2点リードの後半35分からは1メートル90のDF町田を投入して3バック布陣に変更。板倉、冨安、町田の並びで勝ち切った。

 1次リーグのベトナム戦、イラク戦を含め、今大会4戦全てで失点を喫している。6失点中4失点がセットプレー絡みとなったが、改善すべき点は明白となった。試合後の森保監督は「全体的にいえば守備も改善できている」と前向きに語った。柔軟なシステム変更も重ねながら試合を重ねるたびにチームの完成度は高まってきた。

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