町田がJ1初勝利かけアウェー名古屋戦へ 黒田監督は早くも危機感「2節で離されるわけにはいかない」

2024年02月29日 18:38

サッカー

町田がJ1初勝利かけアウェー名古屋戦へ 黒田監督は早くも危機感「2節で離されるわけにはいかない」
真剣な表情で練習を見守る町田の黒田監督 Photo By スポニチ
 今季クラブ初のJ1シーズンをスタートした町田は2日、アウェーで第2節の名古屋戦に臨む。29日には町田市内で非公開練習を行い、黒田剛監督が取材に対応した。
 町田は24日にホームで迎えたG大阪とのクラブJ1初陣を1―1で引き分けた。黒田監督は選手に「もう6チームが勝ち点3を取っていて、2連勝するチームも必ず出てくる。2節で離されるわけにはいかない。目標(5位以上)を掲げている以上、危機感を持って勝ち点3を取りに行こうと伝えた」とハッパをかけたという。名古屋は開幕戦で鹿島に敗れており、ホームで今季初勝利をかけて目の色を変えてくることが予想される。「一つのミスでゴール前まで持ってこられる怖さがあり、前にはワンプレーで点を取れる選手が豊富にいる」と警戒心を強めた。

 町田はG大阪との開幕戦で前半にPKで先制しながら、キャプテンマークを託された新加入のMF仙頭啓矢が後半に警告2度の退場で10人となり、相手に主導権を握られる展開に。終盤に途中出場のFW宇佐美貴史に、壁の上から落とす技ありのFKを決められた。黒田監督は「想像はしていたけれど、あらためて選手のクオリティーや選手層、ファンやサポーターの熱も含めて、一つ二つ高いところにあるという認識を持った」とJ1のレベルを痛感した様子だ。

 開幕節は磐田が神戸に、東京Vが横浜に敗れ、J2からの昇格組に勝利チームは出なかった。特に東京Vが横浜に土壇場で逆転された一戦を、指揮官は自チームの開幕戦と重ね合わせた。「どれだけ押されても1点しか取らせてもらえないところに、彼ら(J1常連チーム)の上手さやしたたかさがある。ギアチェンジできるポイントを持ち、後から出てくる選手の質も高く、さすがJ1だと感じた。洗礼を受けながらも必死に食らいつき、チャレンジャー精神で四苦八苦しながら戦っていく」とあらためて決意を示した。

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