新潟 2日にG大阪戦 開幕節でJ1最多の121本のパスを出した“世界の秋山”が連勝に導く

2024年03月01日 07:11

サッカー

新潟 2日にG大阪戦 開幕節でJ1最多の121本のパスを出した“世界の秋山”が連勝に導く
巧みなパスさばきで連勝に導こうと燃える秋山 Photo By スポニチ
 J1新潟はあす2日、アウェーでG大阪と対戦する。24日の開幕鳥栖戦でフル出場のMF秋山裕紀(23)は、J―STATSのパスのランキングで、121本パスを出し成功率92%超とリーグ1位だった。新潟の攻撃のリズムをつくるパサーとして、G大阪戦でも持ち味を発揮し連勝に導く。
 “世界の秋山”は今季も健在だった。昨季スイスのサッカー研究機関「CIES Football Observatory」の世界のベストパサーランキングで90分あたりのパス数74、成功率91・4%で日本人トップの58位だった秋山。開幕戦のパスの本数121本、成功率も92・6%でリーグ1位だった。

 「開幕戦は自分の良さが出たというか、ビルドアップに関わる回数が増えた。これは主導権を握っていることにもなるし、もっとパスをつないでリズムを出していきたい」

 一方で前半5分の失点は秋山のクリアミスから許した。「あそこは反省しないといけない点。それでも引きずらずにチームは逆転できた。去年とはそこが違うと思う」と逆転勝利で勝ち点3を奪い取ったことに手応えを感じている。

 新加入のボランチ宮本との連係も良好。「お互いの良さを生かしながらバランス良くやれている。英治(宮本)は守備で力を発揮するタイプだけど、2人で奪いきってショートカウンターとかに持っていけたら、もっとリズムに乗れる」と守備から素早い攻撃を目指す。

 今季スパイクを新調し、前神戸のイニエスタが日本人選手のためにプロデュースした「CAPITTEN(キャピテン) ONE」シリーズを履いている。「カンガルーの革を使っていて凄くいい」。「キャプテン」と「縁」をかけたネーミングは、今季副キャプテンに就任した秋山にピッタリ。イニエスタのような創造性豊かなパスや技術で、チームを引っ張っていく。

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