浦和のFW興梠がJ1で18年連続得点の新記録を樹立 「丈夫な体に生んでくれた親に感謝したい」

2024年03月17日 18:46

サッカー

浦和のFW興梠がJ1で18年連続得点の新記録を樹立 「丈夫な体に生んでくれた親に感謝したい」
<湘南・浦和>前半、ゴールを決めた浦和・興梠(右)は前田と喜ぶ(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 浦和の元日本代表FW興梠慎三(37)が大記録を達成した。アウェー湘南戦の前半11分に今季初得点となる先制ゴール。右サイドを抜け出した味方の折り返しに左足で合わせてゴールネットを揺らした。07年からのJ1での18年連続得点は、鹿島でプレーしたMFグスタフソン小笠原満男の17年連続を抜いてJ1歴代最長記録となった。
 「こういう記録が達成できるのは試合にコンスタントに出ているからだと思う。怪我しない体なので、丈夫な体に生んでくれた親に感謝したい。記録では(小笠原氏を)超えたかもしれないですけど、皆さんの記憶として超えることはできないので、まあ、ちょっとでも近づけたならすごくうれしい。(超えられない点は)全てです、それは。スピードくらいです、勝てるのは(笑い)。抜くことはないです、これからも」

 前日には同じ86年生まれで、日本代表にサプライズ復帰したFC東京のDF長友佑都がJ最長となる5054日ぶりのゴールを決めた。高校時代からのライバルの活躍に触発されたかのような興梠の一発。05年に鹿島でプロキャリアをスタートさせた20年目の大ベテランが、まだまだ“健在”だとピッチで示した。

 ただ、年齢を重ねることにプレースタイルをマイナーチェンジさせている。「ここでキープできていたっていうところができなくなっているのはプレーしていて感じる。またちょっと考えながらプレーしないといけないかな。なんか違うやり方があるのかなって」。昔はよくドリブルしていたというが、「年をとるごとにドリブルできなくなるので、その意味でポストプレーを極めようと思って、自分なりにプレースタイルを変えていっている。そろそろまた何か変えないといけないなって、ちょっと思います」。37歳はまだまだ歩みを止めない。

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