26日平壌開催“消滅”も代表イレブンに動揺なし むしろプラス材料?「きょうの1勝でかいのでは」

2024年03月21日 23:12

サッカー

26日平壌開催“消滅”も代表イレブンに動揺なし むしろプラス材料?「きょうの1勝でかいのでは」
<日本・北朝鮮>試合後、ハイタッチする鈴木、板倉ら(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【W杯アジア2次予選   日本―北朝鮮 ( 2024年3月21日    国立 )】 FIFAランク18位のサッカー日本代表(森保ジャパン)は21日、W杯アジア2次予選B組第3戦、本拠(国立)で同114位・北朝鮮代表に辛勝。MF田中碧(25=デュッセルドルフ)が前半2分に先制ゴールを決めるなど勝利に貢献。同予選無傷の3連勝で3次予選進出に王手をかけた。
 当初第2戦は26日にアウエーの平壌で開催とされたが、相手側の要望で白紙となり、日本開催も難しい状況に。渡航も中止となり、混乱の中、関係機関の判断を待つことになった。試合後に日本協会の田嶋幸三会長が明らかにした。

 森保監督は「決定したことに、最善の準備をすることだけ。現実を受けとめて、今後どういう展開になるか分からないけど、プレーした選手のリカバリーと、どこでやるか分からないけど、与えられた環境の中でリカバリーと、次に向けてコンディションを上げることをやっていきたいと思います」と述べた。

 2月には、なでしこジャパンのパリ五輪アジア最終予選第1戦が当初予定の平壌で行われず、試合3日前になってようやく“アウェー”扱いとなるサウジアラビア・ジッダでの開催が決定。女子に続いて男子もアウェー北朝鮮戦をめぐるドタバタ劇に見舞われた。

 堂安は「2次予選のグループ、どこの国とやる時もどうなってもおかしくないなと思っていた。次の試合まで言われたことをしっかりリカバリーして。まだ決まってないので、どうなるかも全然わからないし」とコメント。

 また、長友は「ちょっと状況が分からないんで、軽はずみなことは言えないが、かなり厳しい平壌で試合がないことだとしたら、僕らにとっては大きいのかなと思いますね。僕は(過去に北朝鮮へ)行ってないですけどね。非常にみんな苦しかったと、精神的にも苦しかったと言ってたので、そういうのを聞いてたので、そこでやらないのであれば。どこで試合をしようが、また今日出た課題を含め前向いてやっていくだけ」とした。

 前田は「そうなんですか?まだ聞いてないので…」としながらも「なおさらきょうの1勝はでかいのでは」と前向きにとらえた。

 日本協会の田嶋会長は試合後、報道陣に対応し「平壌でできなくなったと試合前に話を聞いた。ハーフタイムで日本でできないかという提案を受けた」と述べ、平壌での開催はなくなったことを明言。日本開催の打診も受けたが、日程上難しいと返答したことも明かした。今後はFIFAなど関係機関の判断を待つという。

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