新会長ツネ様「サッカーで社会の発展に貢献」 戦後最年少47歳で日本協会会長正式就任

2024年03月24日 04:30

サッカー

新会長ツネ様「サッカーで社会の発展に貢献」 戦後最年少47歳で日本協会会長正式就任
握手する田嶋幸三氏と宮本恒靖氏(左)(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 日本協会(JFA)は23日、都内で評議員会と理事会を開催し、新理事15人による互選で専務理事を務めていた宮本恒靖氏(47)が第15代会長に正式就任した。
 任期は2年。元W杯戦士で元Jリーガー初となる戦後最年少の新会長は「40代後半の経営者もたくさんいる。過去にとらわれず、新しいことをやれるのが自分の色。日本サッカーのさらなる発展に貢献、尽力したい」と所信表明した。

 公約は「サッカーをもっと日本で大きな存在にしたい」。自身が出場した02年W杯日韓大会で感じた強い思いを軸に、「サッカーを通じて社会の発展に貢献する」ことを目指す。その上で「強い代表チームを持ち続けることが大事」と強調し、選手と指導者の育成をさらに強化することも明言。前体制に引き続き31年の女子W杯招致を目指すほか、JFAが05年に掲げた50年までの男子W杯招致と優勝の実現へ「いろんな布石を打っていく」と強い意気込みを語った。

 ≪田嶋前会長は名誉会長就任≫4期8年の任期を終えた田嶋幸三前会長(66)は、名誉会長に就任した。在任中にコロナ禍に見舞われ、資金捻出へ旧JFAハウス売却など難しいかじ取りを担った。宮本新会長には「院政を敷くつもりはない。失敗しても、自分のスタイルを貫いてほしい」とエール。今後は任期が残るFIFA理事や東アジアサッカー連盟会長を続けるが、負傷している右膝の手術も含め「ゆっくり休んでから考えたい」と話した。

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