ベトナム代表のトルシエ監督が退任 インドネシアとのW杯予選敗戦から2時間後に決定

2024年03月27日 06:05

サッカー

ベトナム代表のトルシエ監督が退任 インドネシアとのW杯予選敗戦から2時間後に決定
ベトナム代表の監督を退任したトルシエ氏 Photo By スポニチ
 サッカーのベトナム代表を率いるフィリップ・トルシエ監督(69)が退任したと地元メディア「Vnエクスプレス」が26日に伝えた。
 同日に行われたW杯アジア2次予選でインドネシアにホームで0―3と完敗し、21日のアウェー戦に続いて連敗。2試合を残してF組で2位インドネシアを勝ち点4差で追う3位と自力での最終予選進出がなくなり、敗戦から2時間後にベトナム・サッカー連盟幹部が同監督の退任を認めたという。連盟幹部は「我々はトルシエ監督と話し合い、24年3月26日で契約を終了することに合意した」と発言。事実上の解任とみられる。

 02年W杯日韓大会で日本代表を率いたトルシエ監督は昨年3月にベトナム代表の指揮官に就任。就任直後こそ3連勝したが、その後は1勝10敗と苦戦。通算4勝10敗で勝率28・57%はベトナムを率いた外国人監督では最低の数字という。

 今年のアジア杯では1次リーグ第1戦で一時日本からリードを奪うなど善戦したが、最終的には2―4で敗れて3戦全敗で敗退。U―22代表によって争われた昨年5月の東南アジア大会でも準決勝でインドネシアに敗れ、3連覇を逃していた。

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