次戦29日の京都戦へ向けて城福浩監督(63)が「自分たちの課題を見つけたり、目指しているものの手応え確かめている。新潟戦で何がやれて改善点は何かを明確にした」と有意義な中断期間だったことを明かした。ここまで勝利はないが、4試合とも内容はいい。ひとつ勝てば、自信もついてくるだけに、次こそ勝ちたいところだ。
しかし、京都戦はここまでチームを引っ張っているFW木村勇大(23)とMF山田楓喜(22)がともに京都からの期限付き移籍のために、契約の関係で試合に出場することができない。2人とも2得点を決めていてチームの5得点中4得点を挙げているだけに痛いが、城福監督は「わかっていたことだが、それでも彼らの可能性信じて獲得したし、彼らとともにチームも成長したい。チームの最大値の違う出し方をするチャンスで、新しく出た選手は代わりとして送り出したくない。新しい力を11人で示し正当な競争のきっかけになる」と、むしろチーム力を高めるチャンスとみている。
U-23日本代表の染野唯月(22)も「レベルの高いところでできたのは自分にプラス。このチームでやっていることをそのまま出すことができた。試合に出ていい感じでできているので、そのままの勢いで京都戦もできれば」と自信を見せた。