U―23代表サプライズ選出の内野航太郎に聞く…率直な心境、“韓国キラー”の自覚、吉報を知った時間

2024年04月05日 05:00

サッカー

U―23代表サプライズ選出の内野航太郎に聞く…率直な心境、“韓国キラー”の自覚、吉報を知った時間
 内野航太郎 Photo By 共同
 日本サッカー協会は4日、パリ五輪アジア最終予選を兼ねたU―23アジア杯カタール大会(15日開幕)に臨むU―23日本代表23選手を発表した。海外組やJリーグの主力が順当に選ばれた中、19歳の大学生FW内野航太郎(筑波大)を飛び級でサプライズ選出。メンバー発表直後、スポニチのオンラインインタビューに応じ、心境や目標を語った。
 大岩ジャパンに招集された内野航太郎との主な一問一答は以下の通り。

 ――招集された現在の心境は。
 「素直にうれしかったけど、ちょっとびっくりした。驚きがあった」

 ――メンバー入りはどのタイミングで知った?
 「今日(4日)の午後1時半過ぎ(代表発表会見30分前)くらいだった。(筑波大の)練習後のミーティング中、みんなの前で小井土(正亮)監督から“うれしい報告がある”と言われて、そこで初めて知った」

 ――大岩ジャパンには昨年9月の杭州アジア大会、同10月の米国遠征で招集された。アジア大会では決勝の韓国戦を含む4得点。手応えはあった?
 「どちらも追加招集だった。(筑波大入学以降)“アジア大会のメンバーに入ってやる!”という思いでやってきたので、追加招集された時は“やっと来たか”という感じで練習の成果を発揮することができた。韓国も強い相手で、いい選手もたくさんいたけど、自分は失うものが何もなかったので思い切りプレーできた。とてもいい経験ができた」

 ――大学選抜として臨んだ今年3月の韓国戦でも2ゴールでMVP。U―23アジア杯1次リーグ最終戦でも宿敵と対戦する。“韓国キラー”としての自覚は。
 「(アジア大会や大学選抜から)筑波大に帰ってきて“韓国キラー”って言われることもあった(笑い)。どの試合でもゴールを目指すのはもちろん、また韓国戦でゴールを取りたい。(今回の招集は)アジアに強いということで呼んでもらえたのかなと思う(笑い)」

 ――五輪最終予選に向けた意気込みは。
 「チーム内の立ち位置とか年齢は関係なく、ピッチに入ったからには“自分がチームを勝たせるんだ”という思いで(臨みたい)。自分がチームに貢献できるのは得点。ゴールでチームを勝たせてオリンピックに行けるように頑張りたい」

 ◇内野 航太郎(うちの・こうたろう)2004年(平16)6月19日生まれ、横浜市出身の19歳。小学生時代に地元のSCHフットボールクラブで本格的にサッカーを始め、中学時代に横浜ジュニアユースに入団しユース時代の22年にはトップチームに2種登録。23年度に筑波大に進学。日本代表はU―16世代から各年代で選出され、昨年はU―22日本代表でアジア大会に出場。1メートル85、79キロ。利き足は右。

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