1部初昇格のヴィアマテラス宮崎が3連勝で首位に。次節は2位ラブリッジ名古屋と全勝対決!【なでしこリーグ】

2024年04月05日 12:00

サッカー

1部初昇格のヴィアマテラス宮崎が3連勝で首位に。次節は2位ラブリッジ名古屋と全勝対決!【なでしこリーグ】
S世田谷戦で2ゴールを決めたヴィアマの嘉数飛鳥主将 ©J.LEAGUE
 プレナスなでしこリーグ2024が開幕し、3月は第1節から第3節まで全18試合が行われた。
 2020年に創設したばかりのヴィアマテラス宮崎は、九州2部、九州1部、なでしこリーグ2部の各リーグ戦を無敗で突破し、今季初めてなでしこリーグ1部のピッチに立った。ホームのいちご宮崎新富サッカー場で行われた17日の開幕戦では、一昨年の覇者・スフィーダ世田谷FCに先制点を許したが、後半にFW嘉数飛鳥主将の2ゴールなどで3点を奪って逆転勝ち。24日の第2節は昨年の覇者・オルカ鴨川FCを相手にFW齊藤夕眞の2ゴールなどで4-0と圧倒。31日の第3節はMF松田遥奈の2ゴールで2-0。嘉数主将は開幕前に「昇格1年目だが優勝を目指している」と話していたが、開幕からの3連勝で首位に立った。

 1部昇格4年目の朝日インテック・ラブリッジ名古屋は攻守がかみ合っている。第1節のアウェー・愛媛FCレディース戦、第2節のホーム・スペランツァ大阪戦はいずれも2-0。30日のアウェー・静岡SSUボニータ戦は後半19分にオウンゴールで先制すると、相手のシュートを1本に抑えて1-0で勝利。3戦連続完封勝利と最高の滑り出しで、得失点差で2位につけている。昨年6月にWEリーグ・ちふれASエルフィン埼玉から復帰したMF三浦桃主将は愛媛L戦で先制点を挙げるなどチームを牽引。「今シーズンの目標は優勝。チームにかかわる全ての人とともに勝ち抜いていきたい」との言葉通り、白星を積み重ねている。

 今季は12チーム中5チームの監督が交代した。スペランツァ大阪は昨年途中にヘッドコーチに就任した元なでしこジャパンの大野忍氏の指揮の下でスタートした。監督デビューとなった第1節のニッパツ横浜FCシーガルズ戦は、シュート数が1-19と一方的に攻められたもののゴールは死守し、スコアレスドロー。第2節は名古屋に敗れ、第3節の愛媛L戦は後半アディショナルタイムの失点で1-1。初勝利は第4節以降に持ち越しとなったが、大野監督は「勝利目前の引き分けでしたが、勝ちに対してのメンタリティーが選手たちに持てた気がしたゲームだった」とプラスに捉えた。

 3試合連続無失点で2勝1分けの日体大SMG横浜が3位、2勝1敗の伊賀FCくノ一三重が4位につけている。伊賀FCのFW西川明花は第2節のバニーズ群馬FCホワイトスター戦でハットトリックを達成した。

 4月は第7節までが行われ、第4節の6日には名古屋-ヴィアマの全勝対決が組まれている。

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