RマドリードとマンCの強豪対決は3―3の引き分け　互いに譲らず第2戦へ

2024年04月10日 06:17

サッカー

RマドリードとマンCの強豪対決は3―3の引き分け　互いに譲らず第2戦へ — ＜Rマドリード・マンチェスターC＞前半、逆転ゴールを決め喜ぶFWロドリゴ（中央右）らRマドリードイレブン（ロイター）

【欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦レアル・マドリード3―3マンチェスター・シティー（ 2024年4月9日スペイン・マドリード）】最多優勝14回を誇るRマドリード（スペイン）がホームに前回王者マンチェスターC（イングランド）を迎えた一戦は、強豪同士の意地がぶつかり合う死闘になった。

　司令塔デブルイネがコンディション不良で先発を外れたマンCだが、開始2分にMFベルナルドシルバが直接FK弾。ゴールから左寄り約25メートルの位置からゴール前の選手に合わせると見せかけ、低い軌道でバウンドする鋭い一撃を左隅に叩き込んで先手を取った。

　アンチェロッティ監督がCL最多記録を更新する200戦目の采配となったRマドリードもすぐに反撃。前半12分にMFカマビンガの思い切ったミドルシュートが相手選手に当たってオウンゴールを誘発して追いついた。2分後にはカウンターからFWロドリゴが追加点を挙げて2―1で折り返した。

　後半に入ると再びマンCがペースを握り、21分にMFフォーデンのゴールで追いついた。2―2となった5分後にはDFグバルディオルが左からの折り返しを受け、右隅に蹴り込んで再びリードを奪う追加点。しかし、直後にベテランMFモドリッチを投入したRマドリードが反撃に出た。モドリッチがボールを持ち上がって左サイドのFWビニシウスに展開。ゴール前に折り返すと、右から走り込んだMFバルベルデが右足でボレー弾を決めて3―3に追いついた。

　準決勝で対戦した過去2季は勝った方がそのまま栄冠を勝ち取った新旧王者対決はそのまま引き分け。17日の第2戦も激しい戦いになりそうだ。