トットナム指揮官 勝てばアーセナルV後押しも…マンC戦での敗戦望むファンに苦言「理解できない」

2024年05月14日 06:30

サッカー

トットナム指揮官 勝てばアーセナルV後押しも…マンC戦での敗戦望むファンに苦言「理解できない」
トットナムのポステコグルー監督(AP) Photo By AP
 英プレミアリーグ5位トットナムのアンジェ・ポステコグルー監督(58)が13日、本拠でのマンチェスター・シティー戦に向けた前日会見に出席。同じロンドン北部の“ライバル”暫定首位アーセナルにとって優勝争いを大きく左右する一戦に向け持論を展開した。
 プレミアリーグの優勝争いは、暫定首位アーセナルと2位マンチェスターCの2チームに絞られ、14日には未消化だったトットナム―マンチェスターC戦が開催へ。マンチェスターCはこの一戦に勝利すればアーセナルを抜き首位に浮上。リーグ4連覇へ向け圧倒的有利な状況で20日の最終節ウェストハム戦を迎えられる。

 ポステコグルー監督は会見で一部のトットナムサポーターが“ライバル”アーセナルの優勝を阻止するため、マンチェスターC戦での勝利を望んでいないのでは?と問われ「それは本当かい?その一部の割合っていうのは50%?20%?1%?わからないね。それでも答えがわからない質問にも答えてみようか。まぁいいよ」と困惑しつつ返答。

 続けて「周囲の人がどのように感じようと自由だが、その自尊心を満たすだけの考えなど私にとっては無意味だ。私は一貫して、このクラブが望む場所に到達することが重要であるという信念を強く持っている。明日は我々が勝ちたい試合があるのみだ」と答えた。

 選手たちはこの(負けて欲しいという)雰囲気にどう対処するのか?という質問には「明日の夜、我々が勝たないことを望んでいるファンがいるのか?私にはそう思えないよ。ファンの大多数は、ホームゲームでいつも醸し出す雰囲気を作り出してくれると思う。いずれにせよ、我々は勝たなければならない試合を控えており、勝利を目指して取り組んでいくよ」とコメント。

 さらに「セルティックとレンジャーズという世界最大のライバル関係の真っ只中にここ数年はいたので、ライバル関係は理解できるが、自分が応援するチームが負けることを望むなんてのは理解できないよ。スポーツはそういうものではないし、そこは私が好きではないところだ」と持論を展開。「大事な試合に負けてもいいという姿勢で臨んでいたら、勝てるチームになんてなれないよ」と全力で勝ち点3を狙いに行くと語った。

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