C大阪・小菊昭雄監督 AZ移籍決定的のDF毎熊晟矢に「個人的にはすごくうれしく思う」
2024年06月14日 13:34
サッカー
![C大阪・小菊昭雄監督 AZ移籍決定的のDF毎熊晟矢に「個人的にはすごくうれしく思う」](/soccer/news/2024/06/14/jpeg/20240614s10002179139000p_view.webp)
26年W杯北中米大会アジア2次予選の6月シリーズでは招集外も、今や日本代表の常連となった背番号2の海外移籍となれば、戦力ダウンは避けられない。それでも過去には数々の選手が海を渡りながら、そのたびに新たな顔がチームを引っ張ってきた経緯がある。「森島(寛晃)社長のポジションで言えば、ケガで離脱、引退された後に真司(MF香川)が出てきて、キヨ(MF清武弘嗣)が出てきて、曜一朗(柿谷=現J2徳島)が出てきて、拓実(南野=現フランス1部モナコ)が出てきた。そういった形で、クラブというのは歴史を刻んでいって成長していくもの。そしてまた新たな選手がクラブを引っ張っていく、その歴史だと思っています」と毎熊を後押しした。
右サイドバックでは昨季まで毎熊がつけていた16番を背負う、桃山学院大の後輩でもあるルーキーのDF奥田勇斗(23)が台頭しているのも心強い。直近のリーグ戦勝利となった5月18日の福岡戦(ベススタ)でも先発し、77分間の出場。3―0の快勝に貢献した。「乾いたスポンジが水を吸収するように自信を深め、試合をすることによってさらに成長していく時期。マイク(毎熊)の代わりに出た選手がしっかりと自分の良さを発揮して、勝利に貢献してほしいと思います」と指揮官。ホームでのリーグ戦では4年連続クリーンシートで返り討ちにしている浦和を今年も倒して、新たなクラブの歴史を紡いでいく。