C大阪・小菊昭雄監督 AZ移籍決定的のDF毎熊晟矢に「個人的にはすごくうれしく思う」

2024年06月14日 13:34

サッカー

C大阪・小菊昭雄監督 AZ移籍決定的のDF毎熊晟矢に「個人的にはすごくうれしく思う」
DF毎熊晟矢の海外移籍を後押ししたC大阪・小菊昭雄監督(C)CEREZO OSAKA Photo By 提供写真
 C大阪は14日、あす15日の浦和戦(ヨドコウ)へ向け調整。オランダ1部AZアルクマールから完全移籍のオファーが届き、準備のためチームからの離脱が13日に発表されたDF毎熊晟矢(26)について、小菊昭雄監督(48)が思いを明かした。
 「私たちセレッソ大阪というクラブは、たくさんの選手が海外に巣立っていった過程を持っているチーム。今回のマイクの夢に関しても、個人的にはすごくうれしく思います」

 26年W杯北中米大会アジア2次予選の6月シリーズでは招集外も、今や日本代表の常連となった背番号2の海外移籍となれば、戦力ダウンは避けられない。それでも過去には数々の選手が海を渡りながら、そのたびに新たな顔がチームを引っ張ってきた経緯がある。「森島(寛晃)社長のポジションで言えば、ケガで離脱、引退された後に真司(MF香川)が出てきて、キヨ(MF清武弘嗣)が出てきて、曜一朗(柿谷=現J2徳島)が出てきて、拓実(南野=現フランス1部モナコ)が出てきた。そういった形で、クラブというのは歴史を刻んでいって成長していくもの。そしてまた新たな選手がクラブを引っ張っていく、その歴史だと思っています」と毎熊を後押しした。

 右サイドバックでは昨季まで毎熊がつけていた16番を背負う、桃山学院大の後輩でもあるルーキーのDF奥田勇斗(23)が台頭しているのも心強い。直近のリーグ戦勝利となった5月18日の福岡戦(ベススタ)でも先発し、77分間の出場。3―0の快勝に貢献した。「乾いたスポンジが水を吸収するように自信を深め、試合をすることによってさらに成長していく時期。マイク(毎熊)の代わりに出た選手がしっかりと自分の良さを発揮して、勝利に貢献してほしいと思います」と指揮官。ホームでのリーグ戦では4年連続クリーンシートで返り討ちにしている浦和を今年も倒して、新たなクラブの歴史を紡いでいく。

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