横浜 7失点大敗 日本勢歴代ワーストでACLE初戦飾れず 公式戦初先発GK寺門「力不足」
2024年09月18日 04:35
サッカー
不運も重なり、指揮官の積極采配が裏目に出た。GKは出場停止処分中のポープ、コンディション不良の飯倉に代わり、21歳の寺門を公式戦初先発に抜てき。ハッチンソン監督は「若いが素晴らしいGK」と自信を持って送り出したものの、今季公式戦は今月のルヴァン杯で途中出場しただけ。前半2分に先制を許すと、その後も勢いに乗った相手を止めることができず「力不足。チームを救えなかった」と責任を口にした。
守備の寄せが甘く同15分までに2失点すると、狂った歯車が止まらない。「前半の入りから球際で完全に負けていた」と上島。荒れた芝で本来のパス回しが滞り、攻撃のテンポが上がらない。終盤には途中出場から間もないDFエドゥアルドが一発退場となった。
それでも、エウベルが2得点を挙げ、後半40分には西村も意地の一発。残り7試合へ攻撃陣は光が見えた。指揮官は「戦いをやめることはない」と言い、「もっと戦う姿勢を見せなきゃいけない」と松原。悪夢のスタートから巻き返しを狙う。
▽アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE) 今季から刷新されたアジア最強クラブを決める最上位大会。出場数を昨季ACLの40から24に絞り込むことで質の向上を図り、優勝賞金は昨季400万ドル(約5億6400万円)から2.5倍の1000万ドル(約14億1000万円)と大幅に増額し、大会価値を高める狙いがある。日本勢は神戸、横浜、川崎Fが参戦。新設された下位大会の「アジア・チャンピオンズリーグ2(ACL2)」には広島が出場する。
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