神戸がリーグ戦5連勝で2位浮上 FW武藤は未来を勝ち取るため「やり続けるしかない」

2024年09月29日 06:00

サッカー

神戸がリーグ戦5連勝で2位浮上 FW武藤は未来を勝ち取るため「やり続けるしかない」
<神戸・浦和>前半、シュートを放つ神戸・武藤(右)(撮影・後藤 正志) Photo By スポニチ
 【明治安田J1リーグ第32節   神戸1―0浦和 ( 2024年9月28日    ノエスタ )】 22年以来2年ぶりのリーグ5連勝を手にした神戸が、2位に浮上した。前半16分にFW武藤がCKをニアで合わせて決勝ヘッド。「作戦的にはファーに来る予定だったけど…」と新潟戦に続く2戦連発は“想定外”だったと明かしたが、高い決定力を見せつけた。
 契約最終年となる今季は自らの価値を高めると宣言し、ここまでチーム最多11得点7アシストをマーク。まだ契約のまき直しはしておらず「こういう状況は今までなかった。32歳で正直、不安な気持ちもある。負傷もできないし、精神的にもキツいというのはある」と偽りなき本音も口にした。だが「やり続けるしかない。サコ(大迫)くんをはじめ“先を見るな”と言ってくれる人もいる」と奮い立たせ、チームと自らの未来を勝ち取るために目の前の一戦に集中して臨んでいる。

 残り6試合で首位・広島との勝ち点1差をキープ。「全員がやるべきことを徹底できている」。順位が上がっても、首位に肉薄していても浮つくことはない。その視線は、次節の京都戦(10月6日)だけを見据えていた。 (飯間 健)

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