ソシエダ久保 後半途中出場で攻撃活性化も…指揮官采配が“裏目”となって無念の零敗

2024年10月28日 06:59

サッカー

ソシエダ久保 後半途中出場で攻撃活性化も…指揮官采配が“裏目”となって無念の零敗
頭を抱えるRソシエダードの久保(AP) Photo By AP
 【スペイン1部第11節   Rソシエダード0―2オサスナ ( 2024年10月27日    サンセバスチャン )】 スペイン1部レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(23)が27日、本拠オサスナ戦でリーグ戦2試合連続のベンチスタート。2点リードを許した後半頭から途中出場すると、定位置の右サイドで攻撃を活性化。何度も好機を演出したが後半途中から左サイドへとポジション変更されるとチャンスが減少。チームは0―2で敗れ、リーグ戦5試合ぶりの黒星を喫してしまった。
 久保は前節ジローナ戦、代表ウィーク明けということもありリーグ戦4試合ぶりにベンチスタート。24日の欧州リーグ(EL)マカビ・テルアビブ戦では先発出場し後半30分までプレー。定位置とは逆の左サイドで起用され、後半19分に自陣からのカウンターで追加点の起点に。今季初の公式戦2連勝に貢献するも試合後は「何回か惜しいシーンはあったが、右足のシュートはもうちょっと頑張りたい」と課題を口にした。

 試合は前半23分、自陣右サイドのCKから失点。セットプレーで先制ゴールを許すと、同34分にも失点。カウンターからFWブディミルに決められ0―2。被枠内シュート2本で2失点と相手の効率の良い攻撃によってリードされる苦しい展開となった。

 2点ビハインドで前半を終えると後半頭からFWオスカルソンに代わって久保が途中出場。定位置の右サイドに入ると同3分、右からの絶妙クロスでDFスビメンディのヘディングシュートを演出。同13分には右サイドからのカットインから左足一閃。強烈なシュートを放つも相手GKがスーパーセーブ。惜しくもゴールとはならなかった。

 その後も久保が好機を演出するなど攻撃を活性化したが、チームは決定力を欠き無得点。後半25分からFWサディクやFWベッカーらの投入により久保は左サイドへとポジション変更したが、逆に攻撃のリズムが悪くなりボールタッチも減少。

 終盤には再び右サイドへとポジション変更したが残り時間も少なく、0―2のまま試合終了のホイッスル。リーグ戦5試合ぶりの黒星を喫し、3勝3分け5敗で勝ち点12のままとなった。

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