不祥事で志願者数激減 日大、新学長が学生・OBらに謝罪 決意新た「“ムラ社会”抜本的な見直しを」
2024年04月01日 16:30
社会
問題を受け、前学長の酒井健夫氏(80)は3月末で辞任。副学長を務めていた大貫氏が新学長に就任した。任期は4月1日から2026年6月30日までとしている。
新たなスタートを切った大貫学長は、「ここ数年、本学におきましては複数の不祥事が発生し、そのたびに、在学生ならびに保護者のみなさま、本学を巣立った卒業生、さらには各キャンパスで学生と向き合っている教職員に、辛く苦しい思いをさせてしまうこととなりました。また、社会のみなさまにも、多大なるご迷惑をおかけいたしました。ここに、深くお詫びを申し上げます」と、騒動について謝罪。「現在、ムラ社会と評された体制や体質の抜本的な見直し、コンプライアンスの遵守をはじめ、多角的に議論を行い、改善・改革を鋭意進めております」と主張し、「ステークホルダーのみなさまに二度と同じ思いをさせることのないよう、誠実に、またスピード感をもって、取り組んでまいります」と決意を新たにしていた。