相次ぐ飛び降り事例 指摘される「1D―LSD」の危険性
2024年04月16日 05:30
社会
今年1月には西日本の大学に通う20代男性が摂取後に飛び降りて死亡。2月にはやはり22歳の女性が摂取後「新しい自分になる」など意味不明な言葉を発し、東京都新宿区のマンションの8階から飛び降りて死亡した。
今年2月、厚生労働省は「1D―LSD」を含む6製品の製造、販売などの禁止を新たに発表している。
法で規制されない「危険ドラッグ」は2014年に社会問題化。これらが原因とみられる死者が前年比10倍超の112人となり、規制や取り締まりが強化された。規制と取り締まりはいたちごっこの状態が続いている。