物価高が影響 ゴールデンウイークの平均予算 昨年から横ばい2万7857円

2024年04月24日 05:00

社会

 今月27日から3日間の平日を挟んで5月6日まで続くゴールデンウイークを前に調査会社インテージは23日、連休中の意識と行動に関する調査結果を公開した。大型連休の平均予算は2万7857円で昨年の2万7870円から横ばい。新型コロナウイルス感染症の5類移行直前だった昨年がその前年の約1・7倍だったのに比べ、低調。「物価高と円安」との関連では「かなり影響」が16・8%、「やや影響」が46・6%と計63・4%に上った。
 厚生労働省が23日に発表した2月の毎月勤労統計調査確報値では物価変動を考慮した実質賃金は前年同月比1・8%減で23カ月連続マイナスとなり、リーマン・ショックによる景気低迷期と並ぶ過去最長に。物価上昇に賃金の伸びが追いつかない状況が消費マインドを冷やしている。

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