川崎死体遺棄事件　遺体の手足は縛られた状態　スーツケースには重り

2024年05月28日 04:45

社会

　川崎市の多摩川でスーツケースから原唯之さん（46）の遺体が見つかった事件で、原さんの遺体は手足が縛られた状態だったことが27日、捜査関係者への取材で分かった。

　スーツケースには重りが付けられており、神奈川県警は死体遺棄容疑で逮捕した元交際相手の西高舞容疑者（32）ら5人が遺体が浮上して発覚しないよう図った可能性があるとみて調べている。

　捜査関係者によると死体遺棄現場となった多摩川河川敷付近の路上で容疑者のうち複数がスーツケースを運ぶ様子が防犯カメラに写っていた。

　県警は西高容疑者らが所有していた車を押収。防犯カメラの画像などからスーツケースの運搬に使ったかどうかなどを調べている。