女子ボクシング性別騒動　トランプ氏が当該選手を批判「優れた男性ボクサー」「女性スポーツから締め出す」

　米大統領選の共和党候補トランプ前大統領は3日、南部ジョージア州での演説でパリ五輪のボクシング女子で性別を巡る騒動の渦中にいるイマネ・ヘリフ（アルジェリア）を「優れた男性ボクサー」と批判した。 　同氏は「女性スポーツから男性を締め出す」とも発言し、ヘリフの試合を「男性が女性を殴るものだ」と表現。

　2028年のロサンゼルス五輪では「決してやらせない」と述べた。

　国際オリンピック委員会（IOC）はバッハ会長がハリフは「女性として生まれ育ち、パスポートも女性」と発言するなど女性としての参加を認めている。